この番組に対しては、以前から台本があるのでは?との噂もあり、またどう考えてもそれはおかしいだろう?という設定の場面なども多々あった。その中でも強烈に不自然すぎるへたくそな演技のシーンがこちら↓
賢也が合宿に行く前日に、遼子が「合宿先の枕がいい匂いになるように」プレゼントした小さな小瓶のフレグランス。

嬉しそうに「ありがとう」と受け取る賢也。

一旦部屋に持ってあがったはずなのに、翌日、賢也はテーブルの上にプレゼントを置き去りにして合宿に出掛けてしまい、聖南、一平、哲也がテーブルに座り会話している時

話し込んで、しばらく経ってから一平が「ずっと気になってたんだけど・・これ」と切り出す

すると聖南がハッとした顔で「遼ちゃんがあげたやつでしょ・・・ケンケンに」と、ずっとその場に居たのに、今気づきましたとばかりのリアクションが・・・

この場面を見ていた多くの人が不自然すぎると感じていたことだろう。それもそのはず、「テラスハウス」には、実はしっかり台本があるとい事が内部告発で発覚したのだ。撮影現場では、制作スタッフによるやらせ強要や、出演者へのセクハラ・パワハラが横行していると、複数の関係者の内部告発と、週刊文春の取材により明らかとなったのである。
「テラスハウス」は、若い男女6人が海沿いの豪華なシェアハウスで共同生活を送る様子を、台本などは一切なしの「リアリティショー」という名目で放送されている。だが実際には、現場に複数いるスタッフの振り付けにより展開が決まるという。
その陣頭指揮を執っているのが、制作会社「イースト・エンタテインメント」の岡野耕太氏。岡野氏は個別にメンバーを呼び出して、威圧的な態度で「こんなセリフを言え」「このメンバーと恋愛関係になれ」などと指示を出すという。
また、岡野氏は女性出演者へのセクハラ行為も日常的に繰り返していた。特に犠牲となったのは、現在人気急上昇中のグラビアアイドル・筧美和子だ。岡野氏は彼女のバストを鷲掴みにすることもたびたびあったというから驚きだ。

これらの告発について、フジテレビ側は、「やらせ・ハラスメント等の事実はないと聞いております」とコメントしているというが「出演者でそのように感じた方がいらしたとしたら大変残念に思います。今後、より一層細心の注意を払い制作に臨みたい」と回答したという。
また、これまでに出演したメンバーは所属事務所などが違う為契約内容も異なるが、平均で月に30〜40万円支給されており、撮影時の移動の交通費、飲食代などは基本的にメンバーの自腹だという。さらに、メンバー達は神奈川県某所にある「テラスハウス」に24時間寝食をともにしてるのかと思いきや、義務づけられているのは週3日間の滞在だけだという。番組と出演者が結ぶ契約書には「番組内容は口外しない」ことと、卒業後に「テラハ」絡みの仕事をする場合は事前に製作サイドに許可を得る必要があると明記してあるという。
また、番組の一番の見どころとなる恋愛絡みのシーンにはお手当がついており、スタッフからの指示でメンバーが「好き」と告白した際には5万円、さらにスタッフからの指示でキスした場合には10万円の「キス手当」が支給されるという。実際にお互いが好きになり、告白し、キスした場合には手当は支給されないそうだ。
テラスハウスに出演さえすれば、注目を集め、知名度も上がり、いままで無名だった人が現在テレビに出演するなど、有名になりたい人たちにとっては憧れの番組。製作会社の偉い人から多少セクハラ・パワハラを受けてもその後のタレントとしての人生が大きく開くことは目に見えているので我慢する人も多いのだろう。今回内部告発したのはテラスハウス卒業者とみられており、信憑性が非常に高いのではないだろうか。